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  3. 学校法人大阪医科薬科大学 中(長)期事業計画 2019 - 2025
〜Super Smart教育・研究・医療の実践

1.はじめに

学校法人大阪医科薬科大学は、大阪医科大学、大阪薬科大学及び高槻中学校・高等学校を有する医療系総合大学・学園であり、また、各校が建学の精神及び使命に従って人材育成及び地域社会への貢献を目指して鋭意努力を重ねてきた。
本中(長)期事業計画は、教育・研究・医療を中心とするCenter of Communityとして本邦有数の医療系総合大学・学園への更なる発展を目指し、Society5.0におけるSuper Smart教育・研究・医療を実践するための計画として、2018年度に策定したものである。
この度、大阪医科大学と大阪薬科大学の統合に際して、中(長)期事業計画策定以来の社会情勢・事業環境の変容や、法人運営・経営上の諸課題、私立大学ガバナンス・コード(自主的行動規範)等への対応を踏まえ、本計画を見直し、改定版<2021-2025>として策定した。

法人理念・目的、使命、ビジョン、各校の建学の精神

法人 理念・目的 国際的視野に立った教育、研究或いは良質な医療の実践をとおして、創造性と人間性豊かで人類の福祉と文化の発展に貢献する人材を育成する。
使 命 医学・薬学・看護学の教育研究或いはそれらの実践をとおした次世代を担う良質な医療人の育成並びに魅力ある中等教育の実践をとおしたグローバル人材を育成する。また、医療施設では高度安全な医療を地域社会に提供する。
ビジョン 教育・研究・医療を中心とするCenter of Communityとして本邦有数の医療系総合大学・学園への発展を目指す。
大阪医科薬科大学 建学の精神
学是
ビジョン
医療人育成機関の使命は、教育と研究にあり、またそれらは実地の医療に活かすことで達成される。

  学是:至誠仁術

  ビジョン
  ① Innovation(今、行うべき教学改革)
  ② Interprofessional Education(医薬看連携教育)
  ③ Translational Research
   (基礎⇔臨床研究の橋渡しOnly One の研究拠点の形成)
  ④ Globalization(教育・研究のグローバル化)
  ⑤ Social Contribution(社会貢献活動と社会的責任)
  ⑥ Transparency
   (情報発信とガバナンス強化による透明性の確保)
高槻中学校・高等学校
校  訓
教育理念
など
国家・社会を担う人物の育成

  校訓:真面目に、強く、上品に
  教育理念:「知・徳・体」の調和のとれた全人教育

  ・スクールミッション
  Developing Future Leaders With A Global Mindset
  (卓越した語学力や国際的な視野を持って、
   世界を舞台に活躍できる次世代のリーダーを育成する)
  ・教育スローガン
  Keep Traditional Values, Inspire Innovative Spirit
  (伝統的な価値観を大切にし、革新的気概を鼓吹する)
  ・目指すリーダー像
  A Leading Creator of Sustainable Societies with Great
  Ambitions
  (高い志をもつ持続可能な社会の中心的創造者)
 

2.中(長)期事業計画の構成

本中(長)期事業計画では、まず本法人が最も重要と考える人材育成についての方針を次項で示し、その後に管理・運営、施設、財政、教育・研究、医療、情報発信・広報に分けて重点項目を列挙している。各重点項目の実施スケジュールと財務状況については、2019年から2025年まで目標時期を明示できるものについて、別表でおおよその完成時期を掲げている。
重点項目の実施に当たっては、超少子高齢化の進展や国家財政赤字の拡大などにより毎年のように制度や規制が変化するため、実施時期や内容を適宜見直すなど、柔軟に対応したい。

3.人材育成

本法人の最重要課題は人材育成であることから、SD基本計画を策定し、教育訓練体系に基づいたSSD(自己研鑚・自己啓発)の推進により、コンプライアンス(法令順守)を基盤とした職員のインテグリティ(誠実性)とディシプリン(自律性)の涵養に努めてきた。
医療/教育者の人間性(品性)は、患者/学生・生徒の癒しと学びに大きな影響を与えることから、今後はさらに、SSDによる医療/教育の倫理を包含した概念であり、医療/教育者の品性を示す「治療/教育的自我」(Therapeutic self)への到達を目指し、Super Smart教育・研究・医療の実践ができる人材の育成を進める。

4.管理・運営

① ガバナンス・コード(自主的行動規範)の策定・実践
② 危機管理を含めたコンプライアンスの強化
③ 法人機能強化(理事会・監事・評議員会・法人本部)
④ 情報公開の推進
⑤ 新型コロナウイルス感染症への対応
⑥ 新人事制度の導入
⑦ 働き方改革の推進(ウィズコロナ時代への対応を含む)
⑧ ダイバーシティの確立(障がい者雇用の充実等)
⑨ 情報セキュリティ対策の強化
⑩ 法人シンボルマーク策定、ビジュアル・アイデンティティの確立
⑪ 事務組織統廃合と人事異動及び人材育成強化による組織力の向上
⑫ デジタルニューディールへの対応(デジタル化・オンライン化の推進)

5.施設

① 病院新本館建築(A棟・B棟)
② 病院新管理棟・講堂の建築検討(病院6号館建替え)
③ 施設・設備を最大限に利活用した教育活動の推進(高槻中学校・高等学校、2020年3月キャンパス整備完了)
④ 耐震化推進
⑤ 薬学部の移転を含むキャンパス統合(安満キャンパス整備)を踏まえたスペースマネジメントの検討推進
⑥ さわらぎキャンパス・クラブハウス改築(2021年3月竣工)
⑦ 城北キャンパスの将来検討

6.財政

① 適切な予算編成方針の策定・検証と予算配分
② 経常費補助金をはじめとする公的外部資金の積極的な獲得
③ 寄付金募集の強化
④ 支出の効果的管理による抑制
⑤ 資産運用収入の確保と強化
⑥ 同窓会・PA会との連携強化

7.教育・研究

① 高大接続改革への持続的な対応(高等学校教育、大学教育、大学入学者選抜の一体的改革)
② 大学入学共通テスト(新テスト)への対応
③ 中等教育の充実(高槻中学校・高等学校)
④ 大学統合による総合大学としての体制強化
⑤ 情報リテラシー教育の徹底
⑥ 学部教育の充実(医学部・薬学部・看護学部)
⑦ 多様な学習形態(オンライン・オンデマンドでの授業・試験を含む)への対応
⑧ 実践に基づく医・薬・看の多職種連携教育の推進
⑨ 実務実習・臨床教育の更なる推進
⑩ 国際交流における単位互換や単位認定の推進
⑪ 国家試験合格率の高位維持
⑫ 看護学教育分野別評価受審(2022年度)
⑬ 第2期薬学教育分野別評価(薬学教育評価機構)受審(2024年度)
⑭ 教職協働による教育研究活動の活性化と外部資金の獲得
⑮ 大学院教育の充実(医学研究科・薬学研究科・看護学研究科)による医療発展への貢献
⑯ 医学研究科修士課程開設(2020年4月開設済)
⑰ 研究不正対策の取組強化
⑱ BNCT共同臨床研究所(関西BNCT共同医療センター)、小児高次脳機能研究所(LDセンター)の充実・発展
⑲ 地域貢献(社会貢献)の推進
⑳ 教員評価制度の実施
㉑ 新学部・新学科の設置

8.医療

① 病院新本館、病院管理棟・講堂の運用計画の策定(A棟竣工:2022年、B棟竣工:2025年、管理棟・講堂竣工:2028年)
② 2022年運用に向けた医療・介護分野のデジタル化・オンライン化(PHR:Personal HealthRecord拡充含む)への対応
③ Super Smart医療の発展的継続
④ 安全で質の高い医療の実践
⑤ 感染症対策(緊急事態措置)強化
⑥ BNCT保険診療拡大に伴う運用体制の整備・強化
⑦ 特定機能病院の体制強化
⑧ 救命救急センターの設置(三次救急医療体制の整備)
⑨ がんゲノム医療の連携病院としての診療強化
⑩ 地域がん診療連携拠点病院(高度型)認定に伴う体制強化
⑪ ケアミックス医療・地域医療包括センター及び市民病院的医療機能の強化
⑫ 地域医療連携ネットワークの推進(ICTを活用した地域連携システムの構築)
⑬ 日本医療機能評価機構による病院機能評価の認証取得(2021年)
⑭ 三島南病院将来構想の具体化
⑮ 敷地内薬局設置を慎重に検討

9.情報発信・広報

① ブランディングの強化・推進(法人、大学、中学校・高等学校、病院及び附設医療施設)
② 新大学に係るブランディング強化
③ クロスメディアによる教育・研究情報の発信と広報展開の強化
④ 学内情報発信(イントラネット活動によるインナーブランディング)の強化
⑤ 各部署へのCMS(Contents Management System)ツールの普及促進

主な年次計画